兄松と夏の小話

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最高ランク : 16 , 更新： 2022/08/16 8:01:55

どもども〜セーバーです

本日二回目の投稿〜

アサガオのボカロ聴いたら思いついた衝動書き小話。

オチまでプロット書いたけど書くの大変そう。

オリキャラ出てくるけど今回は出てこない。
夢じゃないからね〜

口調が全くもって分からない。
誰が喋ってるのか想像して見てね☆

「向日葵畑で笑って」

兄松組の話

今年も夏がやって来た。

「うおぉー！！！！！甲子園〜！！！！！」

「十四松、近所迷惑になるからやめな」

「あい！チョロ松兄さん！！」

十四松は相変わらずこの時期になると甲子園だ野球だとうるさくなる。
しかしこの時期の昼のテレビ番組なんて面白いもんなんてないので、
大人しく十四松と共に冷麺を食べながら甲子園を見る。

テレビのスピーカーからサイレンの音が鳴る。
マウンドに散る高校生達を遠い目で見つめながら、
熱中症対策の味噌汁を啜った。
お盆となると競馬もパチンコ屋も流石に休みで、
兄弟全員ステイホームである。
僕としてはハロワに行きたいのだがハロワも休みなので家にいる。

「……打った」

「あれホームラン級じゃない？」

「飛んだー！！！！！」

「お、打ったねぇ」

兄弟達が次々と長く伸びるボールが映る画面を見てつぶやく。
長く長く伸びたボールはスタンドに吸い込まれるように入ったように見えた。

『おおっとー！？！？ここでセンター取ったか！？』

実況が叫ぶ。画面には壁にぶつかった野球児が映る。
彼の手にはーーー

『やりました！やりましたセンター岩下！！！！！あの長打を取ったー！！！！！』

弧を描いたボールが握られていた。

「すっげーーー！！！！！」

「ええっ！？あれ取ったの！？凄いね〜…」

「よく取った！これがアオハル…！！」

「サングラス割るぞクソ松」

「ノン！？」

岩下が取ったボールでゲームセット。九回表で試合は終わった。
岩下の頭をガシガシと掴む高校生達は笑い、
長打を打った選手は瞳に涙を浮かべ唇を噛み締めていた。

そんな映像が流れていく。
その時後ろの襖が開いて、母さんが入ってきた。

「あんた達、甲子園を見るのもいいけど出かけたらどうなの？」

「だってどこも休みだよ。」

「競馬もおやすみ〜」

「パチンコもcloseだ」

「もちろんハロワも流石におやすみ」

「僕のスタバも休み〜」

母さんの問いかけに口々にみんなが言う。
母さんはため息をついたように口を開いた。

「ニート達、お手伝いに行って来なさい！」

『え』

そんな母さんの命令に僕たちは固まった。

「で…従兄弟の家、どこ？」

「んー何処だっけか…」

「ふっ…きっとデスティニーでたどり着けるさ」

「「んなわけないだろこのイタ野郎」」

蝉がうるさい真夏日。
目の前には青々しい田んぼが広がっている。
そして肌を突き刺すような太陽の光。

そして僕らがいるのはボロボロに錆びたバス停。

松野家の上3人はど田舎に引っ越しのお手伝いとして借り出されたのだった。

あらすじ
ど田舎に住む従兄弟(兄松より年上)のお引越しの手伝いに来た3人。
手伝いをしながら過ごしていると、その町に住む少年が従兄弟の家を訪れる。
兄松と少年の夏の小話。

設定

松野おそ松
現在進行形でニート実行中
従兄弟の家に来るのは二回目だったり

松野カラ松
長男同様ニート実行中
従兄弟の家に来るのは初めて

松野チョロ松
上同様ニート実行中
カラ松と同じく従兄弟の家に来るのは初めて

従兄弟のおじさん
引っ越しする為に3人を手伝いとして借りた。
報酬は渡すつもり。優しいのんびりした人で現役小学校教員。
学校が変わる為に引っ越すことに。

少年
黒髪の普通の少年。
12歳従兄弟の家に通い詰めているらしい。

向日葵村
名の通り向日葵の生産の多い村。
9時に閉まるコンビニがあるくらい。
村全体が山に囲われているような場所。
人がそもそも居ないのでゴミが捨ててあるとかが無いので、
とっても綺麗。
大半の住人はもうほぼ老人ばっかり。子供は滅多に居ない。
静かで自然に溢れた優しいところ。

「楽しかった！ありがとう、お兄さん！」

少年は笑った。頬に涙を流して。

「向日葵畑で笑って」

副題「太陽を追いかけて」

みたいな兄松の夏の小話が読みたい。

だれか書いて〜〜

かけたら書く。

じゃあの！

good-by！
I want vivid times！